縦型回転式部品保管庫の整備実施

先日、回転棚の整備を実施してきました。3号機が対象で、以前の診断作業により部品交換箇所は特定されています。

1号機・2号機同様、インバータの交換しました。既存のインバータ故障により、機器が動作しなくなることがあります。そうなると電動で作動しなくなり、手動で本機を動かさねばならないのですが「時間と労力」、これが必要となってしまいます。

外した既存インバータ横が煤けております。

新しいインバータを設置し、配線作業を慎重かつ丁寧に行います。

配線接続完了です。

この後、インバータにパラメータ設定を行いました。パラメータは取り外した旧インバータの設定状態を全て確認し、新しいインバータも同一の動作をするように設定しています。設定作業後に試運転を繰り返し行い、動作に異常がないか入念に確認しました。

これで1号機・2号機・3号機のすべてのインバータが更新されました。本体側の操作パネルの劣化故障により自動運転は出来ないままなのですが、手動操作+電動作動で運用し続けることが可能です。(自動運転可能になるよう操作パネルを更新することは可能です)

前々回にインバータ更新をした機器にエラーが発生したと聞き、確認してみました。前日地震が発生しており、その後こうなったとのことでした。理由はすぐにわかり解消しました。「キー連動のリミットスイッチが地震の振動によりずれた」だけでした。

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